日本データベース学会の皆様
兵庫県立大の山本岳洋です.
今年度から来年度2023年12月にかけてNTCIR-17が行われます。
情報検索・自然言語処理などに関する様々な共有タスクが企画されております。
ぜひともご参加いただき、共通のデータセットを利用して、研究にご活用いただければと思います。
参加登録:https://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-17/howto-ja.html
タスクの概要:https://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-17/tasks-ja.html
参加登録締切(タスクによって異なるのでご注意ください):
- FinArg-1:2023年07月10日
- QA Lab-PoliInfo-4:2023年07月01日
- MedNLP-SC:2023年06月01日
- FairWeb-1:2023年03月01日
- Transfer:2023年05月01日
- UFO:2023年07月01日
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NTCIR-17 タスク参加募集
CALL FOR NTCIR-17 TASK PARTICIPATION
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NTCIR-17では共通のデータセットを用いて研究を行う、
6つの共有タスクへの参加チームを募集中です。情報アクセスに関する研究をされている大学の方、
企業で研究をなさっている方、または情報学に興味のある方、大規模なテストコレクションを用いた検索、
質問応答、自然言語処理に関心のある研究グループはどなたでも歓迎します。
どうぞ、奮ってご参加ください。
== NTCIRとは ==
情報検索や自然言語処理、データベースなどの技術を中核とする情報アクセス技術の開発は、
ウェブへのアクセスやテキストデータ、様々なセンサーデータから得られるビッグデータの利活用のために、
その重要性を増しつつあります。情報アクセス技術の評価には、研究者の協同作業の結果として作成される
「テストコレクション」に基づく評価が欠かせません。NTCIRは、数多くの研究者の協力の下で、
その評価基盤の形成に過去20年以上に渡って取り組み、技術の発展に貢献してきました。
その評価タスク数はのべ90を超え、タスクへの総参加グループ数は、
国内・海外併せて1,000以上にものぼります。さらに、現在、4,600以上の研究グループが
NTCIRテストコレクションを研究目的で利用しています。
NTCIRでは、日々開発される新しい技術に対する評価手法を模索しつつ、活動を進めております。
== NTCIR-17タスク ==
NTCIR-17では6つのタスクを採択いたしました。
各タスクの詳しい内容は、以下のページをご覧ください:
タスク概要ページ:https://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-17/tasks-ja.html
タスクの概要スライド:https://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-17/kickoff-ja.html
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CORE TASKS
FinArg-1:Fine-grained Argument Understanding in Financial Analysis
"Fine-grained Argument Mining in Financial Narratives"
Website:https://sites.google.com/nlg.csie.ntu.edu.tw/finarg-1/
QA Lab-PoliInfo-4:QA Lab for Political Information-4
"政治情報に関するフェイクニュース検出やファクトチェッキング"
Website:https://sites.google.com/view/poliinfo4/
MedNLP-SC:Medial Natural Language Processing for Social media and
Clinical texts
"ソーシャルメディアと医療テキストのための医療言語処理"
Website:https://sociocom.naist.jp/mednlp-sc
PILOT TASKS
FairWeb-1:FairWeb-1
"ひとつもしくはふたつの属性集合を伴う各トピックに対し、適合する情報を含みかつグループフェアな検索結果を返す。"
Website:http://ntcir-rcir.computing.dcu.ie/
Transfer:Resource Transfer Based Dense Retrieval
"資源横断技術を用いた密検索"
Website:https://hcir.slis.tsukuba.ac.jp/project/ntcir-transfer/
UFO:Understanding of non-Financial Objects in Financial Reports
"有価証券報告書の表とテキストを対象とした情報抽出"
Website:https://sites.google.com/view/ntcir17-ufo/
== NTCIR-17 参加登録方法 ==
1. タスク参加の手引きをご確認ください:
https://research.nii.ac.jp/ntcir/ntcir-17/howto-ja.html
2. 参加登録を行ってください:
https://ntcir.nii.ac.jp/index.php/ntcir-17-registration-form/
== スケジュール ==
(*スケジュールは各タスクにより異なります。詳しくは各タスクのページをご確認ください。)
2022年 9月:NTCIR-17 キックオフ(オンライン開催(zoom))
2023年 1月:データセット配布開始*
2023年 1月-6月:予備テスト(Dry Run)*
2023年 5月-7月:本テスト(Formal Run)*
2023年 8月 1日:評価結果の参加者への返送
2023年 8月 1日:タスク概要論文一部公開
2023年 9月 1日:NTCIR-17タスク参加者論文(ドラフト)提出締切
2023年11月 1日:NTCIR-17タスク参加者論文・タスク概要論文 提出最終締切
2023年12月12日-15日:NTCIR-17 カンファレンス(NII, 東京)
== お問い合わせ ==
タスクの詳細については、NTCIR-17 Program Co-Chairs:ntc17-pcc(a)nii.ac.jp 、
もしくは、各タスクのオーガナイザにお問い合わせください。
オンライン登録や過去のNTCIRテストコレクションについては、
NTCIR事務局:ntc-secretariat(a)nii.ac.jp までお問い合わせください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
NTCIR-17 Program Co-Chairs:
山本岳洋(兵庫県立大学)
Zhicheng Dou(Renmin University of China, China)
NTCIR-17 General Chairs:
Charles Clarke(University of Waterloo, Canada)
神門 典子(国立情報学研究所)
加藤 誠(筑波大学)
刘 奕群(清華大学, China)
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Takehiro Yamamoto, Associate Professor
Graduate School of Information Science, University of Hyogo
Email: t.yamamoto(a)gsis.u-hyogo.ac.jp
Tel: 078-794-5212
Lab:
https://yamamotolab.net/
HP:
https://rerank-lab.org/