日本データベース学会の皆様,
筑波技術大学の渡辺です..
DEIM2023 プログラム委員長を担当しております.
近日中の投稿受付の開始に伴い,論文募集 を送付させていただきます.
今回からの新たな試みとしてマルチトラック制を導入しました.
データ工学と情報マネジメントに関する技術トピックに基づいて5つのトラックを設けています.
それぞれのトラックでより深い充実した議論ができることを期待してやみません.
詳細は論文募集及びWebページをご参照ください.
なお,新型コロナウィルスの状況も時々刻々と変化しているため,論文募集の内容も変更される可能性がございます.ご了承ください.
ぜひとも多くの論文投稿をいただけますよう,ご検討のほどよろしくお願い申し上げます.
========================================================================
論文募集
第 15 回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM2023)
第 21 回日本データベース学会年次大会
https://event.dbsj.org/deim2023
主催:日本データベース学会
電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会
情報処理学会 データベースシステム研究会
========================================================================
日程:2023年3月5日(日)~ 3月9日(木)
会場:直列ハイブリッド開催
オンライン会場: DEIM2023 オンライン会議ポータル(1日目〜3日目)
オフライン会場: 長良川国際会議場(4日目,5日目)
〒502-0817 岐阜市長良福光2695-2
TEL:058-296-1200
URL:
https://www.g-ncc.jp/
アクセス:JR岐阜駅・名鉄岐阜駅からバスで20分
【趣旨】
データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM)
は,データ工学と情報マネジメントに関する様々な研究テーマの討論・意見交換を目的として,例年は合宿形式で行っておりましたが,2020年から2022年にかけては新型コロナウィルスによる感染拡大の可能性を考慮し,完全オンライン形式で開催しました.オンライン開催により参加者も大幅に増加し,この3年の間に学会の開催・参加の仕方が大きく変革していくのを肌で感じました.
DEIM2023はwithコロナ時代の新たな試みとして「直列ハイブリッド形式」で開催します.一般発表(1日目〜3日目)をオンラインで,その後オフライン会場に集まり,4日目と5日目はチュートリアルやポスター発表を中心としたネットワーキングイベントを行います.運営一同,オンラインの利点や対面開催の意味を何度も議論し,新しい研究会の形として提案し挑戦することにしました.皆さんと共に新しい研究会の形を築き上げていきたいと思います.
【DEIM2023 の特徴】
* [NEW]
直列ハイブリッド形式:一般発表をオンラインのみで開催し,その後現地に集まりオフラインでの研究交流を中心としたイベント(インタラクティブ発表・チュートリアル・DBSJアワーなど)を開催します.オフラインでのイベントはオンライン配信も行います(インタラクティブ発表をのぞく).
* [NEW] (現地への移動を含め)5日間の開催です.合宿形式ではありません.4日目の宿泊に関しては各自で宿泊施設をご手配ください.
* [NEW] 発表形式:オンラインでの口頭発表とオフラインでのインタラクティブ発表のセットを基本とします.査読及び閲読を行わず,投稿されたすべての論文に発表の機会があります.
* [NEW]
トラック制:DEIM2023ではマルチトラック形式を採用します.以下の5つのトラックがあり,希望するトラックを選択した上で論文投稿していただきます.各トラックでセッションを構成し関連する分野の専門家が参加します.関連分野に精通したコメンテータや参加者を交えた,より有益で深い議論が期待できます.
(最)優秀論文賞,学生プレゼンテーション賞,インタラクティブ賞などの各種表彰に加えて,電子情報通信学会論文誌やDBSJデータドリブンスタディーズへの推薦, DBSJ
ジャーナルとの連携などを予定しています.
学生,大学・企業の教員・研究者・技術者および一般からの発表を広く受け付けています.
【スケジュール※1】
* 2022年11月11日(金) 投稿申込開始・チュートリアル募集開始(予定)
* 2022年12月19日(月) 投稿申込締切
* 2023年1月11日(水) 論文第1稿締切
* 2023年2月3日(金) プログラム公開
* 2023年2月24日(金) 予稿集論文締切
* 2023年2月27日(月) 予稿集論文公開
* 2023年3月5日(日)~3月9日(金) DEIM2023 当日
* 2023年3月22日(水) 最終論文締切
※1: 各種期限は日本標準時 23:59:59 に,投稿システムが自動で締め切ります.
また,今後の状況により変更になる可能性があります.
【マルチトラック】
DEIM2023ではより深く活発な議論を促進するためマルチトラックを構成します.
近日中に各トラックに関する詳細とキーワードをWebページにて公開させていただきます.
Track 1: 自然言語処理・機械学習基礎
* チェア:若林啓(筑波大), 小山田昌史(NEC)
* テキストデータを分析・活用・生成する技術および機械学習の汎用的な理論・技術に関連した論文を広く募集します.ACL, EMNLP, NeurIPS,
ICMLに投稿されるような分野の研究の投稿を想定しています
Track 2: ビッグデータ基盤技術
チェア:塩川浩昭(筑波大), 早水 悠登(東京大)
ビッグデータの効率的な管理・処理に向けたシステム,アルゴリズム,理論およびその関連分野に関する研究発表を広く募集します.
Track 3: 情報検索および推薦システム
チェア:奥健太(龍谷大), 梅本 和俊(東京大), 山本岳洋(兵庫県大)
ユーザが求める情報を適切な形で届ける情報検索・推薦システムおよびその関連分野に関する論文を募集します.検索・推薦システムにおけるアルゴリズム,インタラクションをはじめ,情報探索行動に関連した論文を広く募集します.
Track 4: メディア処理・人間中心情報マネジメント・Web情報
チェア:劉 健全(NEC), 松原 正樹(筑波大)
画像・映像・音声などのメディアデータを対象とした処理技術や,パターン認識・コンピュータービジョン関連の認識技術,ユーザインターフェース・可視化・インタラクションに関する技術,ヒューマンコンピュテーション技術,Web基盤技術およびこれらの技術を応用したシステム・ソリューションに関する研究トピックを幅広く取り扱い,メディアデータ処理や人間中心情報マネジメントを主に議論する場を提供します.
Track5: 高度なデータ利活用・応用によるより良い社会の実現
チェア:渡辺知恵美(筑波技術大),河合由紀子(京都産業大)
データ工学のアプローチでさまざまなドメインの問題を解決する技術や,実社会でデータを扱うにあたって考慮・配慮すべき諸問題について扱います.
【発表形式】
発表形式は,オンラインでの口頭発表とオフラインでのインタラクティブ発表のセットを基本とします.ただし,各種事情でオフライン参加が困難な場合は口頭発表のみの参加も可能です.投稿された論文全てに口頭発表の機会があります.インタラクティブ発表は会場設備や感染症対策もあり,発表件数を制限する可能性があります.
【投稿申込】
投稿申し込みはDEIM2023 Webサイトにて受け付けます.
ページにある投稿の手引きをご覧の上お申込み,ご投稿ください.
(近日中に公開予定です.少々お待ちください)
【参加費(予定)】
論文投稿費 10,000円
参加費 学生0円, 一般10,000円
【各種賞の選考対象】
* 学生による口頭発表が学生プレゼンテーション賞の選考対象となります.
* 発表された全ての論文が論文賞, 山下記念研究賞, 企業賞の選考対象となります.
【論文投稿について】
2種類(ロングペーパーとショートペーパー)の投稿形式があります
* ロングペーパー:4ページ以上(目安:8ページ程度)
* ショートペーパー:2ページ以上(目安:4ページ程度)
著者は下記3回の論文投稿を行う必要があります
第1稿論文(1月11日締め切り):プログラム編成,セッション編成のために参照されます.閲読はありません
予稿集論文(2月24日締め切り):DEIM2023当日に参加者が見る論文です(論文公開日:2月27日に論文が一般公開されます)
最終論文(3月22日締め切り):発表時の議論を経て修正した最終論文です.正式な論文集(電子版)として公開されます
DEIM2023 に投稿された論文の著作権は,著者あるいは著者の所属機関に帰属します.
【注意点】
* 新型コロナウィルスの感染状況によっては急遽現地開催が中止になる可能性もあります.
* 合宿形式ではありません.各自で宿泊施設の手配をお願いいたします.
* ハイブリッド形式からオンライン形式に移行した場合に発生するキャンセル料など,参加者と宿泊施設の間で発生する費用については,学会では負担しませんのでご了解ください.
*
現地参加者は,DEIMへの参加に係る行動によって,新型コロナウィルスに感染するリスクがあることをご理解ください.主催団体および協力企業は感染症に対する感染リスクを減らすために最大限の努力をいたしますが,主催者の故意もしくは重過失による責任を除き一切の責任を負いません.