第14回対話システムシンポジウム(12月13日-14日開催)の発表募集を
お送りします.発表申込締め切りは10月16日,原稿締切は11月15日です.
どうぞ発表をご検討ください.
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人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第99回研究会を,
「第14回対話システムシンポジウム」として,以下の要領で開催します.
日時:2023年12月13日-14日(水-木)
会場:国立国語研究所 講堂
〒190-8561 東京都立川市緑町10-2
https://www.ninjal.ac.jp/utility/access/
オンライン(Zoom)併用予定
参加費:無料
資料集:本研究会会員・賛助会員は郵送,非会員で希望される方には
電子データでの販売を予定
参加資格:特にありません.人工知能学会および本研究会非会員の方でも
参加・発表が可能です.
共催: 国立国語研究所共同研究プロジェクト
「多世代会話コーパスに基づく話し言葉の総合的研究」
https://www2.ninjal.ac.jp/conversation/
この数か月で「対話型の生成AI」が多くの方に注目されるようになりました.
人工知能学会
言語・音声理解と対話処理研究会では,対話システムに関する研究を一同に集めた「対話システムシンポジウム」を2010年から開催しており,今回で14回目となります.対話システムはテキストチャットシステムから対話ロボットまで様々な形態があり,またさまざまな要素技術を統合したシステムであるため,その発表は多様な分野に分散していました.これらが一堂に会する機会を設けることで,対話システムの研究者にとっては,今までの研究会の枠に捉われない議論ができ,また対話システム分野に参入したい研究者にとっては,現在国内で行われている対話システム研究の概観が掴める場としたいと考えています.
今年度も,一般発表を口頭発表またはポスター発表として募集します.また,若手による研究発表の奨励のため,若手(30歳未満(2023年4月1日時点))による優秀な発表には若手優秀賞を,独創性・将来性がみられる発表には若手萌芽賞を,それぞれ授与します.
この他にも,慶應大学の今井倫太先生による招待講演,関連する国際会議の参加報告,毎年盛況の対話システムライブコンテペティションの開催を予定しています.対話システムの研究者や,対話システムに興味がある方々が,一堂に会する会となるよう企画しておりますので,ぜひ発表をご検討ください.
対話システムシンポジウムでは,以下の企画を予定しています.
内容や申し込み方法などの詳細は下記をご覧ください.
・一般発表(口頭・ポスター)
・インダストリーセッション
・対話システムライブコンペティション
・国際会議報告
・招待講演
昨年度に引き続き,対話システムに関する取り組み(技術・製品・プロダクト)をご紹介いただくインダストリーセッションをご用意します.本セッションは一般発表とは異なり,学術的な完成度・新規性にこだわらず,技術的な取り組みや製品などのご紹介を歓迎します.技術・製品紹介がメインのセッションではありますが,リクルート・研究用ツールなどの紹介の場としてもご活用いただけます.
企業の方に限らずどなたでもご発表いただけますので,ぜひ発表をご検討ください.
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[1] 募集内容(一般発表:口頭またはポスター)
発表申込期間・資料集原稿締切日・発表申込先・若手表彰
[2] 募集内容(インダストリーセッション)
発表申込期間・資料集原稿締切日・発表申込先
[3] 募集内容(対話システムライブコンペティション)
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[1] 募集内容(一般発表:口頭またはポスター)
発表申込締切日・資料集原稿締切日・発表申込先
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発表申込期間 : 2023年10月1日(日)- 10月16日(月)
発表申込締切日 : 2023年10月16日(月)
資料集原稿締切日: 2023年11月15日(水)
発表申込先:専用の申込みサイトからお申し込みいただきます.
発表申込サイトは2nd CFPにてご案内します.
【重要】口頭発表については,各発表に質疑含め25分を確保するため,発表数に上限を設けます.原則,発表申し込み順での受付となります.上限数に達した後のお申込みについては,ポスター発表を選択いただきます.口頭発表を強くご希望されるかたは,お早めにお申し込みください.但し,申込者都合での申込み後のタイトル・著者の変更や取り下げはできませんのでご注意ください.
一般発表として,技術的な発表に限らず,対話に関係する理論・分析・リソースなどについての発表を,幅広く募集します.
申込み時に,口頭発表かポスター発表を選択いただきます.投稿原稿のページ数は,
口頭発表については5〜6ページ,ポスターについては2〜6ページとします.
口頭発表は対面で行っていただき,オンラインでの中継を行う予定です.
オンラインでの発表はできませんのでご注意ください.
ポスター発表は対面でのみ実施します.オンラインでの中継はありません.事前にポスターを提出いただければ,参加者限定サイトでポスターを閲覧できるようにします.
現地でデモを実施していただくことも可能です.必要なスペース,会場側で用意が必要な機材,機材持ち込みの方法などは申し込み時にご記入いただきます.
若手優秀賞および若手萌芽賞の対象者(30歳未満(2023年4月1日時点))の方は,申込み時に「口頭(若手)」もしくは「ポスター(若手)」を選択してください.
インダストリーセッションは対象外です.下記の要件を満たしかつ申告した方のみが受賞の対象となります.
● 若手優秀賞/若手萌芽賞
30歳未満(2023年4月1日時点)の若手による発表を対象として、優秀な発表には若手優秀賞、独創性・将来性が高い発表には若手萌芽賞をそれぞれ授与します.
対象者は一般発表として申込および発表をしていただきます(口頭・ポスター共に対象).
ただし、これまでの対話システムシンポジウムにおいて若手を対象とした賞の受賞者,およびインダストリーセッションの発表は対象外となります.若手萌芽賞に関しては,対話システムを作ってみたがまだ評価ができていない,このような対話システムを考えているが実現する方法で迷っている,といった段階での萌芽的な発表を歓迎します.
この場合,ポスター発表を選択していただければ原稿は2ページでも構いません.
シンポジウム実行委員による投票(共著者は除く)により,受賞発表を決定し表彰します.
学生に限らず,企業の若手の方からの発表も対象となりますので,積極的にご発表ください.
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[2] 募集内容(インダストリーセッション:ポスター)
発表申込締切日・資料集原稿締切日・発表申込先
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発表申込締切日・資料集原稿締切日・発表申込先は,一般発表と同様です.
申込み時に,インダストリーセッションをご選択ください.投稿原稿のページ数は,
1~2ページとします.発表申し込み時のタイトル・アブストラクトのみを記述した
簡易な原稿でもかまいません.
発表方法はポスター発表に準じ,対面のみ・オンライン中継なし・デモ実施可能です.ポスターを事前提出いただければ,参加者限定サイトで閲覧できるようにいたします.
また,セッション前に1,2分程度の発表紹介をしていただきます.こちらも事前にスライドをご用意いただければ発表紹介の際にこちらで表示いたします.
ポスター・紹介用スライドの事前提出の方法は発表申込後にメールでお知らせします.
提出は任意です.
デモの実施については,ポスターセッション・インダストリーセッションいずれも可能ですので,どちらのセッションで発表するかは発表内容に基づいて選択してください.
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[3] 募集内容(対話システムライブコンペティション:口頭あるいはポスター発表)
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第6回対話システムライブコンペティション(ライブコンペ6)を開催します.対話システムライブコンペティションとは,オーディエンスの前で実際に対話システムを動作させ,評価を行うイベントです.ライブ性の高いイベントを行うことにより,対話システムにおけるよりリアルな難しさや面白さをシンポジウム参加者全員で共有します.
昨今の大規模言語モデルの進展に鑑み,任意のトピックで雑談をするオープントラックは一定の役割を果たしたと考え,今年度はシチュエーショントラックのみを実施します.マルチモーダル対話システムを対象とし,実装するためのソフトウェアは主催者側にて提供します.開発者は対話のロジックに注力できます.
詳細は以下のホームページをご確認ください.
https://sites.google.com/view/dslc6
スケジュールは以下を予定しています.申し込み締め切り,予稿集〆切については,対話システムシンポジウム本体のものとは異なる場合があります.最新情報は,ホームページを確認ください.予選通過者は口頭発表をしていただきます.予選通過されなかった方についてはポスター発表(任意)となりますが,発表を推奨しています.
2023年9月4日 エントリ〆切(ホームページからエントリください)
2023年10月2日 予選開始(この時点まで開発可能です)
2023年10月17日 結果通知
2023年10月下旬 発表申し込み
2023年11月中旬 予稿提出〆切
2023年12月13-14日 ライブイベント
システムはオーガナイザの負担により評価しますので,システムのアピール以外にも,システムを評価したり,国内のチャットボットの中での位置づけを知るという目的にもご利用いただけます.ぜひエントリをご検討ください.大規模言語モデルの活用を推奨します.
マルチモーダル対話システムを構築するためのソフトウェアの紹介などについては,以下のページに動画を掲載していますのでご参照ください.
https://sites.google.com/view/dslc6/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AA%E3…
なお,昨年度の本選の様子は,昨年度サイトから閲覧できますので併せてご覧ください.
https://sites.google.com/view/dslc5/%E7%B5%90%E6%9E%9C
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備考:
・研究会が対象とする分野の範囲外,あるいは,研究会発表にふさわしい分量・
質に達していない申し込みについてはお断りすることがありますので,
予めご了解ください.
・情報保障等特別なサポートを希望される方はご相談ください.可能な範囲で
対応致します.
・人工知能学会研究会への投稿論文に関する著作権規程が2017年7月に制定され
ました(過去の著作物にも遡って適用されます).
発表者の皆様におかれましては,同規定を遵守の上,原稿のご執筆をお願い
いたします.
https://www.ai-gakkai.or.jp/pdf/sig/sig_copyright.pdf
■ 問い合わせ先
第14回対話システムシンポジウム実行委員会
dialog-system-sympo(a)googlegroups.com
委員長 徳久良子(豊田中研)
副委員長 吉野幸一郎(理研)
シンポジウム委員
稲葉通将(電通大)
井上昂治(京大)
岡田将吾(JAIST)
川端良子(国語研)
小林優佳(東芝)
杉山弘晃(NTT)
成松宏美(NTT)
馬場惇(サイバーエージェント)
東中竜一郎(名大)
藤江真也(千葉工大)
松山洋一(早稲田大)
山本賢太(阪大)
ライブコンペ専任委員
宇佐美まゆみ(東外大)
小室允人(アイアール・アルト)
斉志揚(電通大)
境くりま(ATR)
佐々木裕多(東工大)
佐藤志貴(東北大)
高橋哲朗(富士通)
西川寛之(明海大)
船越孝太郎(東工大)
船山智(ATR)
牧野遼作(早稲田大)
港隆史(ATR/理研)
守屋彰二(東北大)
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Koichiro Yoshino, Ph.D. <koichiro.yoshino(a)riken.jp>
PI, Knowledge Acquisition & Dialogue Team, GRP, R-IH, RIKEN
Professor, Intelligent Robot Dialogue Laboratory, NAIST