日本データベース学会の皆さま、
筑波技術大学の渡辺です。
最強データベース講義 第25弾として、
東京都立大学石川博先生による講義
「あたらしいSQLのかたち〜仮説の生成と解釈〜」
の公開収録を6/7(水)に開催いたします。
2021年に出版された書籍「仮説のつくりかた:多様なデータから新しい発想をつかめ」
の内容も踏まえましてビッグデータ時代のあたらしいSQLの側面をお話しいただけるとの
ことで私も大変楽しみです。
どうぞ奮ってご参加ください。
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日時:2023年6月7日(水) 18:30-19:30
会場:オンライン(URLは参加登録後、参加登録ページに表示されます)
タイトル: あたらしいSQLのかたち 〜仮説の生成と解釈〜
講師:石川博(東京都立大学)
講義概要:
ビッグデータ応用においては仮説の役割がますます重要となってきた.個人情報の適切な使用に加えて,つくられた仮説が分野専門家や最終的利用者に受容されることで,本当に利用者が応用を利用するようになり,それによって応用システムは完結する.そのためには,仮説の解釈と説明が非常に重要となる.
一方でSQLは情報システムのデータ管理において主にデータ操作の役割を担ってきた.そのために従来のSQLへの見方は,データ管理のものに限定されていた.しかしながら現代のSQLはその適用範囲を,データ管理からデータ分析へと大きく広げつつあり,
SQLのそうした新しい側面(仮説の実現であるモデルの生成と解釈)を紹介する.
講師紹介:
石川博(東京都立大学)
東京都立大学特別先導教授,特任教授,名誉教授.
富士通研究所研究員,静岡大学,都立大学教授を経て2021年より現職.東京大学博士(理学).その間データベース,データマイニング,人工知能の研究に従事し、現在はソーシャル・ビッグデータ研究に専念.情報処理学会フェロー・電子情報通信学会フェロー.令和3年度文部科学大臣表彰(科学技術賞)受賞.令和4年日本データベース学会功労賞受賞.著書に『仮説のつくりかた−多様なデータから新たな発想をつかめ(共立出版)』など.
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