April 2024 - DBJapan - dbjapan.dbsj.org

投稿募集：IEEE SmartComp ポスター・デモ・PhDフォーラム締切を4/22に延長

by Hayato YAMANA

日本データベース学会の皆様早稲田大学の山名です。 6/29-7/2の間、大阪で開催いたします IEEE SMARTCOMP 2024のポスター・デモ投稿、PhDフォーラム投稿締切を以下のように延長しました。この機会に、現在の進捗のご投稿をいただければ幸いです。＜IEEE SMARTCOMP 2024 Poster/Demo/PhD Forum論文投稿締切延長のお知らせ＞ https://smartcomp.w.waseda.jp/ 締切：２０２４年４月２２日（月）（AoE）ポスター・デモ：３ページ以内 PhDフォーラム：２ページ以内＋指導教員の簡単な推薦＋CV （PhDフォーラムは、特に専門家からの貴重なコメントがもらえるチャンスです） IEEE SmartComp2024は、日本で初めての開催となる同会議は第10回を迎える「スマートコンピューティング」に関するトップ国際会議です。スマートコンピューティングは、センサーベース技術、モノのインターネット、サイバーフィジカルシステム、エッジコンピューティング、ビッグデータ分析、機械学習、コグニティブコンピューティング、人工知能の複数の専門分野にわたる学際的な研究領域です。スマートコンピューティングの応用は、交通、エネルギー、環境保護、スマート・コネクテッド・コミュニティ、ヘルスケア、バンキング、産業システム、エンターテインメント、ソーシャルメディア等、さまざまな社会領域を含んでいます。＝＝＝＝＝＝ -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= Hayato YAMANA, / Prof. Waseda Univ. / yamana(a)waseda.jp Computer Science and Engineering, Waseda Univ., JAPAN Bld.51-11-05, 3-4-1 Okubo, Shinjuku, Tokyo 169-8555 JAPAN TEL: +81-3-5286-3503 Access: http://www.waseda.jp/fsci/en/access/ URL:http://www.yama.info.waseda.ac.jp/~yamana/

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第28回愛媛大学DS研究セミナーのご案内(4/17開催) (登録締切:4/15 12:00)

by ISHIKAWA Isao

日本データベース学会の皆様愛媛大学DS研究セミナーの案内をお送りいたします。よろしくお願いいたします。石川勲 -- 　　　　　　第28回愛媛大学DS研究セミナー(4/17開催) 　　　　　　　　　　　　　　　　愛媛大学データサイエンスセンター(CDSE) 愛媛大学データサイエンスセンター（CDSE）は、AI・統計解析・機械学習等の広義でのデータサイエンスと接点のある研究者、実務家、教育者を学内外から招聘し、講演していただく愛媛大学データサイエンス研究セミナー（愛媛大学DS研究セミナー）を開催していきます。この度、下記の要領で第28回愛媛大学DS研究セミナーを開催いたします。参加を希望する方は下記にあります登録フォームよりお申し込みください。皆様のご参加をお待ち申し上げます。【日時】2024年4月17日(水) 16:30～18:00 【開催場所】オンライン開催（Zoom（先着300名）・Youtube同時配信）【講演者】岡田加奈子氏 (愛媛大学医学系研究科放射線医学講座助教) 松田恵氏 (愛媛大学医学系研究科放射線医学講座准教授) 吉田和樹氏 (愛媛大学医学系研究科放射線医学講座助教) 高田紀子氏 (愛媛大学医学系研究科放射線医学講座助教) 【題目】最新の医学とデータサイエンスのかかわりについて【概要】愛媛大学大学院医学系研究科放射線医学講座の先生方に最新の医学とデータサイエンスのかかわりについてご講演いただきます。岡田加奈子氏「放射線科の基礎と研究」松田恵氏「乳腺MRIでの人工知能の活用」吉田和樹氏「人工知能と循環器画像診断」高田紀子氏「放射線治療分野における研究とこれから」【参加登録】事前申込制としています。参加を希望する方は下記URLよりお申し込みください。【登録締切】2024年4月15日(月) 12:00 ※定員先着300名となっております。同時にYouTube配信も行っております。締め切り後に、先着300名様にはZoom参加用URLとYouTubeのURLを、301名様以降にはYouTubeのURLをメールでお送りします。メールが届かない場合は下記問い合わせ先までご連絡ください。参加登録 https://forms.gle/s3Xfce9nWXSZQ4vXA ご登録いただいた内容は、このセミナーに係る諸連絡のみに使用し、本人の同意なしに第三者に開示・提供、使用はいたしません。問い合わせ先： CDSE事務（石川由美・越智愛） cdse(a)stu.ehime-u.ac.jp 愛媛大学データサイエンスセンターHP　https://www.cdse.ehime-u.ac.jp/ 第28回愛媛大学DS研究セミナー案内 https://www.cdse.ehime-u.ac.jp/DS_Seminar/DS_Seminar28_20240417.pdf

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第52回可視化情報シンポジウム

by Takayuki Itoh

日本データベース学会の皆様お茶の水女子大学の伊藤貴之と申します。（複数受信の際にはご容赦ください。）〜〜〜〜第52回可視化情報シンポジウム　　ご案内〜〜〜〜可視化情報学会では、第52回となる可視化情報シンポジウムを沖縄県那覇市で2024年7月19日(金)〜21日(日)に亘って開催いたします。本シンポジウムは“可視化情報”に着目した研究報告の場であり、そのテーマは物理現象に留まらず、人文科学・社会科学さらにはアートにまで広がっております。“可視化”に関する技術紹介・情報交換の場でもあります。今回から新しく【　匂い(ガス)の可視化技術とその応用　】【　医療分野における可視化・計測技術　】のOS設置も決まっており、【音声・音楽の可視化】、【複雑流動現象の可視化】のOSの再開が決まるなど、全17のOSと一般セッションを開催することになりました。少人数制ですが沖縄科学技術大学院大学（OIST）見学ツアー（無料）を実施し、OISTの最先端の可視化技術との交流を広げる準備も進んでおります。第52回可視化情報シンポジウムは、3月15日から講演申し込みの受付を開始しました。シンポジウムWEB　https://www.vsj.jp/symp2024/　左側メニューの「講演申込」からお申し込みください．（本シンポジウムでは講演申込・論文投稿にeasychairシステムを採用しています．）今後の主なスケジュールは下記のとおりです。より多くの皆様と沖縄でお会いできることを、実行委員会一同心より楽しみにお待ちしております。皆様奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。講演申込開始： 2024年3月15日（金）講演申込締切： 2024年4月20日（土）論文投稿締切： 2024年6月21日（金）参加登録開始： 2024年4月20日 (土)　参加登録締切： 2024年6月30日 (日)　開催日程　　： 2024年7月19日（金），20日（土），21日（日）会場　　沖縄産業支援センター　https://www.okinawa-sangyoushien.co.jp/　〒901-0152 沖縄県那覇市小禄1831-1 産業支援センター　 OIST見学ツアー：7月18日．参加無料．30名限定．ランチ：7/19-21の3日間（無料）懇親会（バンケット）：7/20　ディナークルーズ（無料）学生プレゼンコンテスト：『講演申込』時に登録が必要．非会員でも登録可能です．アートコンテスト：小中学生から大人までどなたでも参加できます．アートコンテストオリジナルサイト協賛学会：一社）日本原子力学会，一社）日本機械学会，一社）日本流体力学会，公社）日本伝熱学会，日本混相流学会，一社）日本計算工学会，一般社団法人日本シミュレーション学会，一般社団法人画像電子学会，一社）芸術科学会，一社）情報処理学会コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会，日本バーチャルリアリティ学会問合せ先：可視化情報シンポジウム実行委員会　symp2024(a)vsj.jp （　委員長：染矢聡（東京電機大学）、幹事：窪田佳寛（東洋大学）、　実行委員：石川正明（琉球大学）、稲垣歩（大分工業高等専門学校）、岩野耕治（岡山理科大学）、田口正人（防衛大学校）、山本憲（大阪大学）　） Takayuki Itoh (伊藤貴之) (itot(a)is.ocha.ac.jp) Dept. of Information Sciences, Ochanomizu University http://itolab.is.ocha.ac.jp/~itot/

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電子情報通信学会「学生論文特集」(和文論文誌Ｄ) 論文募集(投稿〆切: 2024年5月24日)

by Takahiko SHINTANI

日本データベース学会のみなさま、電気通信大学の新谷です。電子情報通信学会和文論文誌D「学生論文特集」の案内をお知らせ致します。投稿締切は 2024年5月24日(金) 23:59 となっております。詳細は以下の案内をご覧ください。 https://www.ieice.org/jpn/books/ronbuntokushu/cfp_jd202504.pdf (なお、「データ工学と情報マネージメント特集」5月21日(火)締切の論文募集もありますことを申し添えます。) ---------------------------------------------------------------------- -----学生論文特集（和文論文誌Ｄ）論文募集------ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学生論文特集編集委員会和文論文誌Ｄ編集委員会では，情熱と進取の気概に溢れる若手研究者を育成するために，学生論文特集（2025年4月号）を企画致しました．情報通信技術の発展は，多様な研究に支えられており，学生は日々高度化する技術を体系的に学ぶと同時に，研究者として最先端の研究を担っています．学生の研究成果が広く論文として刊行されることは，情報通信分野の学術活性化にとって極めて重要です．本特集を通して，次世代を担う若手研究者による研究の広がりを世の中に示すことはもちろん，若手研究者同士の分野横断的な新しい研究交流の契機となることを期待しています．本特集では，論文の執筆・修正を通じて，問題の本質を捉え，自らのアイディアを整理・検証し，その核心を必要十分に説明する能力を涵養できるよう配慮しながら査読報告書を作成します．是非この機会に研究成果をとりまとめ，投稿して頂くようお願い致します．なお，特に優秀と認められる論文があった場合には，「学生論文特集秀逸論文」として掲載し，学会ＨＰにて無償公開します．１．対象分野：情報・システム分野全般情報・システム基礎，計算機システム，ディペンダブルコンピューティング，ソフトウェアシステム，ソフトウェア工学，情報ネットワーク，データ工学・Ｗｅｂ情報システム，人工知能・データマイニング，ヒューマンコンピュータインタラクション，オフィスインフォメーションシステム，教育工学，福祉工学，生体工学，バイオサイバネティックス，ニューロコンピューティング，パターン認識，画像・映像処理，画像認識，コンピュータビジョン，コンピュータグラフィックス，マルチメディア処理，音声，聴覚，音楽情報処理，自然言語処理，感性情報処理２．対象論文学生が筆頭著者である論文に限定します．ただし，学生とは投稿時点もしくは2024年3月末時点で学生（社会人学生を含む）であることを指します．３．論文の執筆と取扱い論文の執筆要領，査読基準は通常の投稿論文と同一です．システム開発論文も受け付けますが，レターは除きます．「投稿のしおり」は下記ＵＲＬで閲覧できます． https://www.ieice.org/jpn/shiori/iss_mokuji.html ・2021年4月1日から非会員の投稿が可能になりました．但し，非会員掲載料が適用されます．４．論文投稿方法 https://review.ieice.org/regist/regist_baseinfo_j.aspxにアクセスし，投稿原稿のPDFファイル・編… 【学会事務局連絡先】一般社団法人電子情報通信学会　会員サービス部論文課 E-mail:wabun-d1@ieice.org ５．論文投稿締切日 2024年5月24日（金） 23:59厳守（2024年5月25日0時0分に受付がクローズされます）掲載料支払期限：2024年12月20日特集発行　2025年4月1日 ※掲載料前払い制導入に伴い、上記の支払期限が設けられておりますので御注意下さい。詳細は以下URLを御参照下さい。 https://www.ieice.org/jpn/shiori/iss_6-10.html#7.1 ６．問合せ先市ヶ谷　敦郎　（いちがや　あつろう） NHK放送技術研究所 E-mail：ichigaya.a-go(a)nhk.or.jp ７．特集編集委員会委員長：　市ヶ谷　敦郎（NHK）幹　事：　新谷　隆彦（電通大），舟生　日出男（創価大），神原　裕行（東京工芸大）委　員：　和文論文誌Ｄ編集委員（2024年度） ---------------------------------------------------------------------- === 新谷隆彦電気通信大学大学院情報理工学研究科

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4月4日 18時から Ailamaki 講演

by Masaru Kitsuregawa

データベースな皆様　4月4日　18時から　Prof. A　Ailamakiの講演会をします。ご参加を希望される場合には　kitsure@tkl....に　ご連絡ください。秘書よりzoomアドレスをお送りします。物理参加をご希望の場合は神谷町の駅から徒歩3分の ROIS（情報システム研究機構）においでください。https://www.rois.ac.jp/ Title: Adaptive database systems: Navigating chaos in a Heterogeneous Landscape Abstract: Database systems face new hurdles with the rise of diverse hardware setups and varying workloads. Evolving hardware, with its mix of different components and changing configurations, complicates how data moves within systems, affecting performance. At the same time, the surge in data-centric analytics and powerful AI models brings a wide range of workloads that systems must handle. The old way of designing systems based on predicted performance doesn't work well anymore, leading to inefficiencies. This talk dives into the complexities of modern hardware and diverse workloads in database systems. It highlights the limitations of standard approaches. It stresses the need for systems that can adapt without relying on fixed assumptions about hardware or workloads. Our goal is to create resilient and efficient database systems ready for heterogeneity and real-time evolution. Anastasia Ailamaki is a Professor of Computer and Communication Sciences at the École Polytechnique Fédérale de Lausanne (EPFL), a visiting researcher at Google, and the co-founder and Chair of the Board of Directors of RAW Labs SA, a Swiss company developing systems to analyze heterogeneous big data from multiple sources efficiently. She earned a Ph.D. in Computer Science from the University of Wisconsin-Madison in 2000. She has received the 2019 ACM SIGMOD Edgar F. Codd Innovations Award and the 2020 VLDB Women in Database Research Award. She is also the recipient of an ERC Consolidator Award (2013), the Finmeccanica endowed chair from the Computer Science Department at Carnegie Mellon (2007), a European Young Investigator Award from the European Science Foundation (2007), an Alfred P. Sloan Research Fellowship (2005), an NSF CAREER award (2002), twelve best-paper awards in international scientific conferences. She has received the 2018 Nemitsas Prize in Computer Science by the President of Cyprus and the 2021 ARGO Innovation Award by the President of the Hellenic Republic. She is an ACM fellow, an IEEE fellow, a member of the Academia Europaea, and an elected member of the Swiss, the Belgian, the Greek, and the Cypriot National Research Councils.

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SEMAPRO 2024 || September 29 - October 03, 2024 - Venice, Italy

by Shun Hattori

日本データベース学会MLの皆様滋賀県立大学の服部です。セマンティック処理に関する国際会議 SEMAPRO2024 のCFPです。今年9月末に、イタリア・ヴェニスで開催されます。論文投稿締切は 2024年 6月 17日です。多様な発表（投稿）形式が用意されております。ジャーナルへの推薦も御座いますので、皆様の御投稿をお待ちしております。どうぞ宜しくお願い致します。 ------------------------ Invitation: Please consider to contribute to and/or forward to the appropriate groups the following opportunity to submit and publish original scientific results to: SEMAPRO 2024, The Eighteenth International Conference on Advances in Semantic Processing SEMAPRO 2024 is scheduled to be September 29 - October 03, 2024 in Venice, Italy under the NexTech 2024 umbrella. Submission (full paper) deadline: June 17, 2024 Authors of selected papers will be invited to submit extended article versions to one of the IARIA Journals. All events will be held in a hybrid mode: on site, prerecorded videos, voiced presentation slides, pdf slides. Call for Papers: https://www.iaria.org/conferences2024/CfPSEMAPRO24.html Committee: https://www.iaria.org/conferences2024/ComSEMAPRO24.html Submission page: https://www.iaria.org/conferences2024/SubmitSEMAPRO24.html Contribution formats: regular papers [in the proceedings and digital library] short papers (work in progress) [in the proceedings and digital library] ideas: two pages [in the proceedings and digital library] extended abstracts: two pages [in the proceedings and digital library] posters: two pages [in the proceedings and digital library] posters: slide only [slide-deck posted on www.iaria.org] presentations: slide only [slide-deck posted on www.iaria.org] demos: two pages [posted on www.iaria.org] Extended versions of selected papers will be published in IARIA Journals. Print proceedings will be available via Curran Associates, Inc. Articles will be archived in the free access ThinkMind Digital Library. The topics suggested by the conference can be discussed in term of concepts, state of the art, research, standards, implementations, running experiments, applications, and industrial case studies. Authors are invited to submit complete unpublished papers, which are not under review in any other conference or journal in the following, but not limited to, topic areas. All tracks are open to both research and industry contributions. Before submission, please check and comply with the Editorial Rules. SEMAPRO 2024 Tracks: Basics on semantics Fundamental of semantics processing; Semantic-based techniques for feature selection; Semantic-based pruning; Semantic interoperability; Semantics uncertainty; Semantics pre-processing and post-processing; Semantics harmonization; Constraint-based semantics processing; Embedded semantics into the discovery process; Semantics in spatial and spatio-temporal models Ontology fundamentals for semantic processing Ontology learning; Ontology for semantic interoperability; Ontologies and data pre-processing; Ontology-based evaluation and semantic patterns; Global core ontologies; Progressive ontologies; Bridging semantics through ontologies; Ontology mapping and ontology visualization; Ontology in information systems; Ontology-based semantic mediation; Ontology design and maintenance for conceptual model integration; Reverse engineering of ontologies from conceptual model; Ontologies for explanation generation Semantic technologies Basics of Ontology and Semantic Web; Semantic storing, computing, representation, communications; Semantic-driven system design; Syntactic and semantic processing models; Hardware and software support for semantic processing; Microprocessors for semantic processing; Multi-model semantic systems; Semantic annotation of multimedia supports; Semantic multimedia information retrieval; Natural language semantic processing; Context-based semantic processing; Content-based semantic processing; Scalability to the Web level; Performance in semantic processing; Information security in semantic processing; Explaining semantic processing and its results Models and ontology-based design of protocols, architectures and services Fundamentals in theory; Modeling methodologies; Models and Ontology-driven Technologies (for the communications system design); Models and ontology relationships; Multi-models coherence. Models and ontology-based communications services and protocols; Semantics of services and service modeling; Protocol models and semantics; Application and quality of experience semantics; Services and protocols semantics; Models and ontology-based cross-layer services and architectures design; Models and ontology-based software frameworks; Composition of Services and Composability rules; Cross-layering services models, components and implementations Semantic Deep Web Ontology plug-in search; Information extraction from the Deep Web /e-commerce sites/; Semantic Deep Web annotation and indexing; Deep Web-based ontology; Semantic Deep Web crawlers; Semantic browsing and visualization; Semantic Deep Web data fusion; Semiautomatic ontology generation; Metrics for quality of ontology; Similarity measures for ontology alignment; Measurements for quality of search; Tools for semantic Deep Web; Experience extraction from the Web Semantic reasoning Reasoning methods; Reasoning for the Web; Ontology expressiveness; Ontology alignment, mapping and merging; Expressing formal semantics; Languages (RDF, RDF Schema, OWL, etc); Robustness of reasoning on the Web; Patterns on semantic reasoning; Querying and searching; Scalable and tolerant reasoning; Dynamic reasoning for the Semantic Web; Ontologies and problem-solving methods; Computational learning theory; Approximate reasoning/computing; Strategies for abstraction and compression of information; Cognitive semantic reasoning; Attention semantic scoping; Recency-based self-optimizing memory; Cost-benefit trade-off reasoning models; Negotiation in obtaining near-optimal reasoning results under bounded resources; Case-based reasoning Semantic content searching Methodologies for innovative information retrieval technologies; Combinatorial search; Massive search-spaces with heuristics (e.g., based on Monte Carlo simulations); Searching using metadata, semantics, and ontology; Advanced searching in digital libraries; Advanced use of RDF and OWL; Expressiveness of the content ontologies; Inherent inconsistency and incompleteness of data on the Web; Scalability of semantic processing; Specialized search engines (Hakia, Matrixware and seekda) Hypertext and hypermedia semantic Hypertext techniques and semantic applications; Hypertext and ontologies; Hypertext semantic models; Spatial semantic hypertext; Self-organized hypertext; Semantic adaptive hypertext; Web and hypertext link analysis; Hypertexts and semantic Web; Hypertext semantic applications Semantic voice-video-speech (VVS) searching Engines and methods for VVS advanced searching; Patterns in VVS searching; Contextual VVS searching; Rapid VVS searching; Accuracy in VVS searching; Noise in VVS searching; Performance in VVS searching; Metrics for VVS searching; Text and VVS searching; Applications of VVS Semantic multimedia Efficient storage of structured data that scale to a very large size; Automatic generation of multimedia presentations; Advanced process for multimedia information mining; Semantic metadata extraction; Annotation tools and methods for content semantics; Media ontology generation/learning/reasoning; Semantic multimedia streaming; Semantics enabled multimedia applications /annotation/browsing/storage/retrieval/visualization Semantic social media Community detection and evolution in social media; Recommendation and ranking systems; Search in social media; Event detection, trend identification and tracking in social media; Influence, trust and reputation in social media; Opinion/sentiment analysis, polarity identification; Feed distillation and ranking blogs; Mining microblogging and real time data; Folksonomy, tag semantics, clustering and usage; Advertising models for the social web; Indexing social media content, index freshness; Visualizing social network data; Spam detection, social network spam and profile spam Semantics for sentiment/opinion analysis Architectures for generic sentiment analysis systems; Sentiment analysis techniques on social media; Document-level analysis; Sentence-level analysis; Aspect-based analysis; Comparative-sentiment analysis; Sentiment lexicon acquisition; Optimizing sentiment analysis algorithms; Applications of sentiment analysis Semantic networking Semantic-based QoS (Quality of Service) control and scheduling; Semantic QoE (Quality of Experience) evaluation; Semantic-based Internet data streaming and delivery; Semantics enabled networking and middleware; Semantic routing; Semantic interfaces Domain-oriented semantic applications Semantics for managing pharmaceutical data; Semantic processing for biomedical knowledge; Speech, text and picture recognition; Semantic email workflow and content; Semantic blogs and wikis; Semantic email addressing; Semantic web and digital libraries; Semantic processing in e-Health; Semantic-driven tutoring systems Economics and governance of semantics technologies Organizational views; Legal; Business; Regulations; Assessment; Standards; Harmonization; Cross-nation mediation Semantic applications/platforms/tools Market for semantic technologies; Applications, services and systems based on semantic processing; User friendly semantic system integration tools; Ontology-based data transformation and data migration tools; Ontology mapping tools and languages; Ontology-enabled interoperability in e-science, life sciences, e-business, culture; Commercial cost models for semantic applications; Semantic solutions for business intelligence; Semantic processing platforms ; Supporting ontology platforms/tools (Protégé, etc); Semantic query languages (SPARQL, etc); Ontology-enabled search engines; Semantic Web search engines; Interoperability of data, systems, and organizations; Experiments and lessons learned; Standard activities Publicity Chairs: Laura Garcia, Universidad Politécnica de Cartagena, Spain Lorena Parra Boronat, Universitat Politecnica de Valencia, Spain IARIA Publicity Board

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DBSJ Newsletter Vol. 17, No. 1: DEIM2024, AAAI2024, IEEE BigComp 2024, EMNLP2023

by Daichi AMAGATA

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ 日本データベース学会 Newsletter ┃ 2024年4月号 (Vol. 17, No. 1) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本号では、 DEIM2024の開催報告をご寄稿いただいております。また、国際会議AAAI2024、IEEE BigComp2024、EMNLP2023の参加報告もご寄稿いただいております。会議の動向やご自身の研究内容などのご紹介となります。本号ならびにDBSJ Newsletterに対するご意見あるいは次号以降に期待する内容についてご意見がございましたらnews-com [at] dbsj.orgまでお寄せください。 DBSJ Newsletter 編集委員会（担当編集委員天方大地） ======================================================================== ---- 目次 ---- 1. DEIM2024 開催報告渡辺知恵美（筑波技術大学） 2. AAAI2024 参加報告赤木康紀（日本電信電話株式会社） 3. IEEE BigComp2024 参加報告莊司慶行（静岡大学） 4. EMNLP2023 参加報告宮野稜大（大阪大学） ======================================================================== ■１■ DEIM2024 開催報告渡辺知恵美（筑波技術大学）第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム第22回日本データベース学会年次大会（DEIM2024） https://confit.atlas.jp/guide/event/deim2024 主催：日本データベース学会電子情報通信学会データ工学研究専門委員会情報処理学会データベースシステム研究会協力：姫路観光コンベンションビューロー日程：2024年 2 月 28 日（水）〜 3 月 5 日（火）会場：オンライン開催（1〜3日目）アクリエひめじ（4，5日目） ○ 開催概要データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム／日本データベース学会年次大会（DEIM）は，データ工学と情報マネジメントに関する様々な研究テーマの討論・意見交換を目的とした研究集会です。2019年〜2022年のオンライン開催を経て、DEIM2023 から直列ハイブリッド開催（最初の3日間に一般発表をオンライン開催、4〜5日目を現地開催）となりました。DEIM2024も昨年に引き続き直列ハイブリッド形式で開催し、一般発表420件、参加者800名、そのうちオンサイト参加は約600名と大盛況でした。 ○ Day1〜Day3：オンラインでの一般発表 DEIM2023から開催されたマルチトラック制。DEIM2024でも以下の5トラックに分けて開催いたしました。 Track 1: 自然言語処理・機械学習基礎 Track 2: ビッグデータ基盤技術・データセキュリティ・プライバシ Track 3: 情報検索・情報推薦・ソーシャルメディア Track 4: メディア処理・HCI・人間中心情報マネジメント Track 5: 高度なデータ利活用・ドメイン応用（医療情報，教育，地理情報等）各トラック並列で2トラックずつ開催し、3日間各トラックで15〜21セッションの一般発表が開催されました。また各スポンサー企業からも17件の技術報告発表もありました。発表数が大変多く10セッション並列で開催するため、興味のある発表が並列セッションで発表されると対面発表では移動が大変でしたが、オンライン開催だとセッション移動がしやすい利点があります。私の場合は研究室でDEIMに参加している学生たちと同時視聴し、セッションを聴きつつ補足や議論などをしていました。オンライン開催も慣れてきていろんな楽しみ方ができて良いですね。 ○ Day4：チュートリアル・ネットワーキング 3日間の一般発表のあと土日を挟んで会場（アクリエひめじ）に集合しました。4日目の午前と午後最初のセッションはチュートリアル。DEIM2022からチュートリアルセッションが再開されましたが、超人気・有料コンテンツとして注目されています。DEIM2024ではLLM関連の4件のチュートリアル（基礎理論と研究動向，実践，ハルシネーション, LLMベースIR）に加え、連合学習、経済データ分析、高次元データの最近傍探索、 PostgreSQL開発まで幅広いコンテンツで、どのセッションも大盛況でした。今回は特に学生グループによるチュートリアルもあり講師としての参加の幅がより広がったように思います。オープニングでは主催協賛の皆様のご挨拶もさることながら、久々にCFP宣伝コーナーが復活したのが個人的に感慨深かったです。DEIMで発表しフィードバックを得た研究をぜひ案内のあった国際会議や論文誌への投稿につなげて欲しいと思います。ネットワーキングでは日本データベース学会学生企画「DEIMを羽ばたいた学生の今」とOpenSpaceTechnology（OST）セッションがありました。学生企画では企業研究者や起業した方々の話でも大盛り上がり、OSTは参加者同士が悩みや思いを自由に発信し合う場となりました。日本データベース学会からの軽食提供もあり、遅くまで大変盛り上がりました。 ○ Day5：インタラクティブセッション・DBSJアワー今年度はインタラクティブ（ポスター）発表が371件と大変多く、初の展示会場によるセッション開催となりました。4日目と5日目と分けて90分のセッションを3回取りましたが、その時間では足りないくらいそれぞれ議論が白熱していたようです。また20件のスポンサーブースも大変盛況でした。DBSJアワーの受賞者講演もオンサイトでは実に6 年ぶりでした。今もなお第一線でイキイキと研究を進めていらっしゃる北川先生と清木先生のお話が聞け大変刺激を受けました。 ○ おわりに対面での活動が増えたことに加えLLMの台頭と普及でデータ工学分野にとっては激動の 1年だったことを反映したのか、とても刺激的で活発な議論が多いDEIM2024でした。個人的には直列ハイブリッド形式は、発表・情報収集のオンライン開催、交流・対話・議論のオンサイト開催とメリハリがあってとても気に入っています。皆様は参加してみていかがだったでしょうか。また来年DEIM2025で皆様、そして新しいワクワクする研究に出会えることを楽しみにしています。著者紹介：渡辺知恵美（WATANABE, Chiemi ）筑波技術大学産業技術大学准教授 2003年お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了. 博士（理学）. 奈良女子大学助手，お茶の水女子大学講師, 産業技術大学院大学准教授, 筑波大学准教授を経たのち2019年より現職にて個人情報保護技術, 教育データ分析,インクルーシブデザイン, アジャイル PBLに関する研究及び教育に携わる. 日本データベース学会理事，アジャイルPBL振興会理事． ------------------------------------------------------------------------ ■２■ AAAI2024 参加報告赤木康紀（日本電信電話株式会社） 2024/2/20-2024/2/27の日程で，人工知能分野のトップカンファレンスであるAAAI2024 (The 38th Annual AAAI Conference on Artificial Intelligence) が開催されました．私は採択された論文の発表のため現地参加しましたので、参加報告をさせていただきます．今年はメイントラックには12100件の論文が投稿され，9863件が査読され，2343件が採択されました（採択率23.75%）．その中で選ばれた120件について口頭発表が行われ，全ての論文についてポスター発表が行われました．さらに，Outstanding Paper Awardsが3件の論文に対して授与されました．採択された論文の分野はコンピュータビジョンが最も多く，機械学習，自然言語処理と続いており，AI分野の幅広い論文が投稿されていることが見て取れます．レビューに関する昨年からの変更点として，レビューにおける回答項目及び数値指標を減らし定性的な評価に重点を置くようにしたこと，主観性を排除するための指標を追加したこと，予め採択率を決めず基準を超えた論文はほとんど全て採択する方針に変更したことなどがあるとのことです．日程は2/20-21がチュートリアル，2/22-25が本会議，2/26-27がワークショップとなっていました．本会議ではメイントラックの口頭発表セッションとともに，10件程度の招待講演，3 日間にわたるポスター・デモセッションなどが行われました．口頭発表セッションは会議の規模の割にはパラレル数が少なく，自身の見たい発表を多く見られるようなプログラムになっていました．ポスターセッションでは論文の件数が多いこともあってか会場にたくさんの人が集まり，白熱した議論が交わされていました． AAAIはAIに関連していればどんな論文でも受け入れる雰囲気があるため，ポスターセッションには多種多様なジャンルの発表が集まり，自分が全く知らない分野を発見することがあります．ポスターセッションに割り当てられた時間が各日2時間程度しかないため全てを見ることは難しいですが，ふらふらと気になるポスターを探すだけでもとても楽しく有意義な時間になりました．ここでは私の印象に残った講演である，Harvard University の Milind Tambe氏による "ML+Optimization: Driving Social Impact in Public Health and Conservation" について簡単にご紹介します． Tambe 氏は機械学習及び数理最適化技術を実社会で活用しインパクトを与える研究を長年行ってきました．これらの技術の活用範囲は公衆衛生から環境保全，セキュリティと多岐にわたります． Tambe 氏の仕事において注目すべきは，理論貢献と実応用での貢献が非常に高いレベルで融合している点です． Restless bandit, dicision-focused learning, influence maximization などの理論に裏打ちされた手法を，インドにおける母子健康プログラムやロサンゼルスにおける HIV 予防，カンボジア・ウガンダ・ベリーズにおける環境保全活動などの実フィールドに適用し，その有効性を確認したプロジェクトが多数紹介されました．このような研究は，理論ばかりができあがり実応用に結び付けられないものや，理論に裏打ちされない単なる応用事例にとどまってしまうことも多いと思います．理論と実応用の両輪を世界規模で進める Tambe 氏の研究には，見習わなければならない部分が非常に多いと感じました．今回、私が投稿した論文としては "Analytically Tractable Models for Decision Making under Present Bias", "Optimal Transport with Cyclic Symmetry" の2件が採択されました．前者は口頭発表に選出されていたため，2/25 の "Machine Learning & Application" セッションで口頭発表を行い，さらに2件ともポスター発表を行いました． "Analytically Tractable Models for Decision Making under Present Bias" は人間の持つ現在バイアスに関する論文です．現在バイアスとは，直近の利得やコストを過大評価してしまう，人間の認知バイアスの一つであり，長期的な目標達成行動を阻害することが知られています．本研究では，現在バイアスの影響下の人間の新しい数理モデルを提案しました．提案モデルは，人間の行動を数学的に閉形式で書き表すことができるという著しい特長をもっており，その表式に基づき今までは困難だった介入の最適化問題を解くことを可能にしています． "Optimal Transport with Cyclic Symmetry" は最適輸送に関する論文です．最適輸送とは，与えられた確率分布を別の確率分布に最小コストで輸送する方法を求める問題であり，機械学習やメディア処理に幅広い応用を持ちます．本研究では，入力に潜む巡回対称性を利用して最適輸送問題を高速に解く手法を提案しました．いずれの発表もポスター発表が盛況で，様々な有用な意見を頂くことができました． AAAI2025はアメリカのフィラデルフィアで2025/2/27-2025/3/2の日程で開催されます． AAAIは様々な論文が集まることからAI分野全体を俯瞰するのに適した会議であり，参加する価値は非常に高いと感じました．ポスター会場の盛り上がりも必見ですので，ぜひとも現地参加を検討してみて下さい．著者紹介：赤木康紀（日本電信電話株式会社）日本電信電話株式会社人間情報研究所研究主任． 2016年に東京大学大学院情報理工学科数理情報学専攻修士課程を修了．同年，日本電信電話株式会社に入社． 2023年に社会人博士として筑波大学大学院理工情報生命学術院システム情報工学研究群情報理工学位プログラム博士後期課程を修了．数理最適化，数理モデリング，行動モデリング，データマイニングの研究に従事． ------------------------------------------------------------------------ ■３■ IEEE BigComp2024 参加報告莊司慶行（静岡大学）【会議の概要】 2024年2月18日から21日かけてタイのバンコクで開催されたIEEE BigComp 2024に参加し、発表を行ってきましたので、報告いたします。 BigCompは正式名称を「2024 International Conference on Big Data and Smart Computing」といい、大規模データを利活用した幅広い情報系トピックを取り扱う国際会議です。主に、DB、ネットワーク、AI系の研究者が運営しています。 DEIMやWebDBで発表される論文のほとんどは、スコープ内だと思われます。 IEEEと、KIISE（韓国の情報系の有名学会）が共同開催しており、運営にはDBコミュニティでよくお名前を耳にする韓国の先生方が多く参加されています。2019年にはDBSJ協力のもと京都で開催されたこともあり、なじみ深い会議です。会議の規模としては、参加者が180名くらいで、発表会場も最大3並列と、大変賑わっていました。6個のワークショップも併設されるなど、なかなかの規模だと思います。会議の難易度としては、フルペーパーでの採録が126件中41件（32.5%）と、結構頑張って書かないと通らない採択率になってきています。今年、採録件数が最も多かったのは韓国の25件で、次いで日本と中国から7件ずつの採録がありました。日本からの投稿数は11件とのことでした。アジアのDB系応用分野で日本の存在感を示すためにも、もっと積極的に投稿するとよいかもしれません。運営上の心遣いとして、新型コロナ規制の緩和に伴い、参加者間のネットワーキングに力を入れたとのことでした。毎日のコーヒーブレイクやランチに加えて、クルージング船でのウェルカムレセプション、会場直結のバンケットなど、参加者間で十分に交流が取れるように配慮されていました。【会場の様子】今年の会場はバンコクのパヤータイ地区の、高級ホテル内での開催でした。会場は快適で、空港からのアクセスや周辺での買い物のしやすさなども含めて、とても過ごしやすい環境でした。開催地区の雰囲気として、現在のバンコクの急激な発展速度は凄まじいものがあり、近未来的な感じと東南アジアらしさが入り混じっていて、ちぐはぐでサイバーパンクな印象を受けました。会場から少し歩くと大規模ショッピングモールを床面積そのままに縦に伸ばしたような超巨大商業施設が乱立しているエリアがあり、きらびやかなビルの中には海外の有名ブランド店がひしめいています。かと思えば、一歩外に出ると、それらを結ぶ細かな路地に、自転車で屋台を引いている人がいたり、地べたで露店を広げて果物などを売り買いしている光景も見られました。【学会のテーマ】今回の学会のトピックとして、大規模データ基盤やマイニングアルゴリズムなどの従来のデータ工学的なトピックに次いで、生成系AIを用いた研究に関するセッションが多く見られました。生成系AIそのもののセッションもありましたが、画像やNLPに生成AIを使った研究や、Human-Centered AIに関するセッションもありました。3件のキーノートもDeepLearningに関係するものが多く、超大規模データをいかに現代のAI研究に利用可能にしていくかという課題に、データインフラや環境の面から切り込んでいく内容のものがありました。人間のためでなく、AIのためにDB技術を研究する時代が、いよいよやってきたのかもしれません。ベストペーパーは北京航空航天大学のYuan Renさんらによる研究で、質問応答データセットにおけるマルチタスク学習に関する研究でした。【投稿上のアドバイス】今年のBigCompでは、幸運にも私の共著論文が3件採録されており、うち2件について自分で発表してきました。両方とも大規模言語モデルをうまくファインチューニングして情報検索・情報アクセスの課題に利用する内容で、理論ではなくアプリケーション寄りの研究です。具体的には、BERTを使ってレビューから映画を検索可能にしたり、GPT-2を使って商品説明から分かりやすい体験的記述を生成する研究でした。これらは応用的でややビッグデータ的ではないテーマでしたが、査読は鋭い指摘もありつつ肯定的で、会場の質疑でも建設的なコメントをたくさん頂けました。このように、この学会では、応用的な事例や工学的な論文でも比較的採録されやすい印象があります。少しトピックからずれているように感じても、恐れずに投稿してみるとよいと思います。来年度の開催地はマレーシアのコタキナバル、2月9日から開催予定とのことです。全体的に、アイデアがはっきりしていて、なおかつ論文がよく書けていれば、評価実験がそこまで大規模でなくても採録される傾向を感じています。対象となる研究テーマの幅も広いので、手ごろな中堅国際会議だと思います。また、学部生や修士学生でも、十分に採録される可能性がある会議です。例年、締め切りが11月頃ですので、ブラッシュアップした卒業論文や、提出直前の修士論文を投稿してみるのもいいかもしれません。積極的なご投稿を検討いただければと思います。著者紹介：莊司慶行（静岡大学） 2015年京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻博士後期課程修了。博士（情報学）。京都大学、首都大学東京、青山学院大学での勤務を経て、2023年より静岡大学情報学部行動情報学科講師。情報アクセス技術やソーシャルコンピューティング分野において、投稿データを活用したウェブ検索アプリケーションや記憶に残る情報提示法などの研究に従事。 ------------------------------------------------------------------------ ■４■ EMNLP2023 参加報告宮野稜大（大阪大学） 2023年12月6日から12月10日にかけてEMNLP2023(Empirical Methods in Natural Language Processing)がシンガポールで行われました．EMNLPは自然言語処理分野のトップカンファレンスです．私はワークショップを含む全日程で会議に現地参加しました．今回が初めての国際会議への参加でしたが，有意義な時間を過ごすことができました．今年の投稿数は4,909件と過去最多で，昨年と比較し700件以上増加しています．メインカンファレンスの採択率は21.3%(Long Paper 22%, Short Paper 12%)で，Findingsと合わせた採択率は42.9%(Long Paper 45.4%, Short Paper 33.5%)でした．トラックごとの投稿数では，応用研究(NLP Applications)が最多で，大規模言語モデル(Theme Track: LLMs and Future of NLP)が次点でした． EMNLP2023は現地とオンラインのハイブリッド形式で開催されました．今年は多くの方が現地参加していましたが，現地参加が難しい場合はオンラインで発表することが可能でした．また，オンライン参加者もUnderline上で事前に録画された発表内容を確認できるようになっていました．私はメインカンファレンス初日に「Self-Ensemble of N-best Generation Hypotheses by Lexically Constrained Decoding」というタイトルでポスター発表を行いました．本論文では，言語生成モデルの出力文の品質を改善する手法を提案しています．言語生成では複数の出力候補を生成し，その内最もスコアの高い候補を出力することが一般的ですが，各候補には良い箇所と悪い箇所が混在しています．そこで，本研究では各候補の良い箇所を統合することで高品質な出力を生成することを目指しました．各候補の品質を推定して高品質な表現を収集し，収集した表現を含むように制御しながら再度生成を行うことで，高品質な出力文を生成する手法を提案しました．ポスターセッションは盛況で，90分間のセッションと休憩時間で20名以上の方と議論を行うことが出来ました．多くの質問とフィードバックをもらうことができ，大変有意義な経験をすることができました．次回のEMNLP2024は，アメリカのマイアミで11月12日から11月16日の日程で開催予定です．最近は大規模言語モデルを中心に自然言語処理の研究が盛んであるため，次回のEM NLPも盛況が予想されます．ご興味ある方は参加を検討されてみてはいかがでしょうか．著者紹介：宮野稜大 (大阪大学大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻鬼塚研究室) 大阪大学大学院情報科学研究科修士1年．言語生成に関する研究に従事．現在は大規模言語モデルのドメイン適応に関する研究に取り組んでいる． ========================================================================

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